皆さん、薬剤師って何かわかりますか?
私は皆さんに、薬剤師をもっと利用してほしいのです。
なので、「薬剤師が何か」をもっと知ってもらえたらと思ってます。
最近はアンサングシンデレラがドラマで始まり病院薬剤師という仕事についての認知も上がったのではと思いますが。(ドラマの内容は置いといて、、、)
「薬局で薬を渡す人」←これのイメージくらいではないでしょうか?
あとは、医師の奴隷。。。(汗)
薬剤師になった私も高校2年までは薬剤師という職種すら知らなかったです(笑)
では薬剤師って何?
何ができる者なのか大雑把に解説します!
まずは、薬剤師でないとできない仕事、業務独占についてみてみましょう。
(業務独占資格・・その資格を持っていないとできない仕事)
①調剤業務
②薬局の管理者(管理薬剤師)
③一般医薬品(OTC)の中の一類、要指導医薬品(ex.ロキソニンSなど)の販売
④医薬品総括製造販売責任者
⑤学校薬剤師
①~③あたりが薬局、ドラッグストア、病院での業務に使われています。
*ここで調剤業務とは*
医師の処方箋にもとづいて薬を調合すること、医師の処方内容が薬学的に妥当であるかチェック(処方監査)し、必要時には医師へ問い合わせ(疑義照会)を行うこと。
④は医薬品や化粧品のメーカーや卸で一部使われている。
製造とか販売という字が入っているのでそれっぽいですよね。
⑤は実は一番身近だったかもしれません、大学以外の学校には必ず1人はいます。
ただ常勤してるわけではないので、あまり見かけたことはないかもですが。
学校の環境衛生(換気、照明、プールの水質)の維持管理をしたり、健康保険指導を行っています。
これらが薬剤師でないとできないことです。
メインは①ですね。
で次は薬剤師の就職先についてみてみましょう。
薬局、ドラッグストア、病院、公務員、メーカー、卸 などが多数。
全体の6割が薬局かドラッグストア、2割ほどが病院です。
公務員という道もあります。
市役所、保健所、衛生研究所で働いていたりもします。
変わり種だと、自衛隊や麻薬取締官でも薬剤師として働いている方もいます。
大学の同期が薬剤師として自衛隊に入っていました。「薬剤管」というらしいです。
では次に薬剤師になるために何を学んできたか、紹介したいと思います。
以下が薬剤師国家試験の試験内容です↓
化学・物理・生物
衛生
薬理
病態・薬物治療
法規・制度・倫理
実務
これが試験の科目です。
なんか少なく見えますよね。
細かく書くと、有機化学、分析化学、構造解析学、免疫学、環境衛生学、運動療法学、公衆衛生学、薬物動態学、生薬学、機能形態学、解剖学、生理学・・・・etc
実はいっぱい勉強しました。 ということが言いたいのではなくて!
私がこの記事で言いたかったことは。
試験内容からだとわからないですが、細かく見ていただくと、栄養の事や環境の事、運動の事なども学んできているので、いろんなことがお話できます。
各分野を専門としている方には劣る部分も多々ありますが、けっこう広いです、ただ浅いところが多いですが。
薬剤師は正直、日陰者なので気づかないかもですが意外と身近にいます。
「薬局」という名のついているところには薬剤師は開店時間なら必ずいます。
意外と色々な話ができます、薬剤師に話しても仕方ないとか思わずに話してみて下さい。
わからなければ調べます、そして聞かれた薬剤師は薬剤師として責任をもって答えます。
まとめ
Q.薬剤師は何か?
A.身近なことに広く浅く知識を持つ者
私は皆さんに薬剤師に対してこんなイメージをもって欲しいです。
意外と便利です、薬剤師。
どんどん利用してください。
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