ジェネリック医薬品の中でも、オーソライズドジェネリックというものを知っていますか?
「ジェネリック」という単語で拒否反応をしてしまう方もいると思いますが、少しだけ辛抱して読んでみて下さい。必ず損はさせません!
ジェネリック医薬品は、前にも書いたように
厚生労働省の認可を得て製造販売される、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を含む医薬品です。そして、新薬と効き目が同等であることを証明する様々な試験「規格試験」「安定性試験」「生物学的同等性試験」を実施し厚生労働省の承認を得て製造・販売する医薬品のことです。
ここで「薬」というのは「有効成分」と「それ以外の添加物」で出来ています。
有効成分+添加物=薬
ジェネリックはこの有効成分が同じで、試験によって先発と同じような効き目が得られるとされる薬です。
添加物は同じでないことが多いです。
ここで、添加物なんていらないじゃん!
と思うかもしれませんが、有効成分だけだと数mgや数㎍とごく少々なので利便性が悪かったり、有効成分のバラつき(ずれ)が大きくなってしまうのである程度のかさ増しで必要だったり、すごく苦いなどの味の問題や胃で溶けて欲しいとか、腸まで溶けずに到達してほしいなどのための工夫もあるので添加物は必要となってきます。
また、有効成分と添加物を「薬」とするためにそれぞれの薬に「製法」というものがあります。
実はこれも異なっていることが多いです。
先ほどの言葉をもう少し肉付けして言うと、ジェネリックは最終的に出来上がった薬の中身に同じ有効成分があり、試験で同じような効き目がでるといったものです。
さて、ここからが本題です!
オーソライズドジェネリックとは!
添加物、製法の話しをしていたので気づく方もいたでしょう。
そうです!!
添加物と製法まで一緒なのです、つまりは本当に先発医薬品と同じです!
英語で書くと「Authoried Generic」
略して「AG」と言われます。
価格はもちろんジェネリック医薬品なので安いです。
このAGは先発品と同じ生産ラインで作られてる事も多いです。
イメージは薬を作ってるラインがあって、分岐を右に行けば先発医薬品で、左に行けばジェネリック医薬品みたいな感じです。*あくまでイメージですが(笑)
これは変更しなければ損しかないですよ!?
オーソライズドジュネリックについては、自信をもって変えるべきと言えます。
「ジェネリック」と聞いて拒否反応を示さずに使ってみて下さい。
全てのジェネリックにオーソライズドジェネリックがあるわけではない
薬局がオーソライズドジェネリックを在庫してない事もある
しかし、相談はできるので興味を持った方はスタッフに声をかけてみましょう。
コメント