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薬剤師の私ならこのようにジェネリックに変更する!

こんにちは!けいです。

今回は以前記事にしたジュネリック医薬品関連です。

薬剤師の自分ならば、このようにジェネリック医薬品への変更する!ということをお伝えしたいと思います。

あくまで私(けい)ならということで、推奨するわけではなく参考にしてください。

ここで、「このように変更する」とはどういうことなのか?と思った方もいるかもしれません。

「変更する」or「変更しない」の2択でしょ!

と思った方もいると思います。

でも、実はそうではないんです。

以前書いたように、ジェネリックに変更するかは基本患者さんの自由、つまりどれを変更するかも患者さんに自由なんです。

これは先発医薬品が良い、でもこれはジェネリック医薬品で良いと選べます。

それでは、私の変更例を挙げていきたいと思います。

私が定期的にもらってる薬です。
数年前にぎっくり腰をしてから腰痛もちで、もともとアレルギー体質であり鼻炎と喘息で主に薬を貰ってます。
先発名で記載、何の薬か、何のためにもらっているかを簡単に記載しておきます↓

オノンカプセル
アレルギー性鼻炎、気管支喘息

レルベア吸入薬
気管支喘息

ナゾネックス点鼻薬
アレルギー性鼻炎

ザイロリック・・・現在はダイエットのおかげで数値改善し服用はしていません
痛風(高尿酸値血症)

ロキソニン錠
腰痛

モーラステープ・・・最近はモーラスパップXRというジェネリックのないものを使用中
腰痛

セレスタミン錠
蕁麻疹の発作時

ちなみに、この中でレルベア吸入薬はまだジェネリックが出てない薬です。

結論を先に書きますと、ロキソニン錠とセレスタミン錠を先発でもらっていて他はジェネリックでもらっています。

理由をそれぞれ解説していきます。

まずは内服について私がジェネリックに変更しようと思うものは

①数値などを改善するもの

長期で服用するもの

③ジェネリックと先発の価格差が大きいもの

優先順位は③<②<①

②③は単純にお金の面です。

①はどういう意味かというと「血圧」「中性脂肪」「尿酸値」など「値」を下げるもので、あまり症状として自覚のないものに対する薬、ということです。

痛みや痒み、鼻水など自覚する症状がある場合は変更してイマイチだった場合に後悔が大きいからです。

私の飲んでる薬では症状を抑えるものとしては、オノン、ロキソニン、セレスタミン、ナゾネックス(少し微妙ですが)、数値を改善するものはザイロリックとなります。

この段階で、①②に該当するザイロリックはジェネリックへ

オノンは②、ナゾネックスは②③該当くらい
これらは初めは先発を使用していました。

①に該当しない場合はどこかのタイミングで試してみて、その後変更し続けるか判断すればよいと思います。

私は問題なかったのでオノン、ナゾネックスはジェネリックで継続中です。

ロキソニン、セレスタミンは痛み、痒みを抑える薬で、症状のある時だけ服用する、ジェネリックと先発の価格差も少なく、価格も安い薬なので先発で使用しています。

ロキソニンを例にすると

ロキソニン錠(先発)・・・・・・・・13.4円
ロキソプロフェンNa錠(GE)・・・9.8円

実はこのくらいの差だと、保険点数の計算上負担額はほとんど変わらないのです。

次は外用薬の変更判断です。
外用薬は湿布や塗り薬があります。

私の場合は湿布のモーラステープ、これはジェネリックにしていました。

判断としては、

湿布は、肌がすごく敏感とかでなければ変更してみればよいと思います。
そして肌との相性や使用感で判断しましょう。
また、複数の薬局で湿布を貰う場合在庫しているジェネリックのメーカーが違うことがあるので、統一したいならば先発が無難です。

塗り薬は、基本は先発がいいと思います。
有効成分でない部分(基材)が違っていることで、イマイチなことが多いと思います。
しかし、ジェネリックになることで付加価値がある場合は変更も考えます。

例として、以前の記事にも書きましたヒルドイドローションです。

(先発)ヒルドイドローション・・・・・乳液のような使用感
(GE)ビーソフテンローション・・・・化粧水のような使用感

このように使用感が違っているので、夏でさっぱり使いたいからジェネリック、
冬はしっとりと使いたいからは先発、みたいに使い分けるのも良いと思います。

以上が私がジェネリックに変更するかを考える基準になります。

まとめると

内服
①数値などを改善するものはGE変更を検討
長期で服用するものGE変更を検討
③ジェネリックと先発の価格差が大きいものはGE変更検討

外用
湿布はとりあえずGE
塗り薬は付加価値がないなら先発

あくまで私の判断基準で推奨しているわけではありません、こんな考えもあると参考にしてください。

私としては、皆さんがお得に感じて、費用対効果が大きい薬物治療ができれば願っています。

保険の点数計算の話などをまた記事にしますので、③の部分の理解につながるのではと思います。

 

 

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